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第63回 幼児のための新世紀学習会のご案内

            保育は情熱に支えられた科学です
 第63回 幼児のための新世紀学習会のご案内

 虐待と障がいの重なりは最近よく聞かれるようになりました。
 虐待によって障がいが生じること、また障がい児であることで虐待のリスクが高まるとも言われています。
 講師の藤原先生は長年、保育や福祉の場で実践を通して子どもと保護者を支援し、
 その後研究者として活躍されている先生です。藤原先生は「現代の子育ての状況を考えた時、家族の抱える困難の重なり合いと再生産が深刻である」と指摘しております。
 今回の学習会で詳しくお話を聞きたいと思います。
 職場の同僚や知人などをお誘い合わせの上、ご参加ください。

 ●日時 2012年12月14日(金) PM6:30~8:30
 ●講師 藤原 里佐氏(北星学園大学短期大学部)

 ●テーマ 「複合的困難を抱える家族の実態」
      ~虐待、障がい、貧困、家庭不和などを切り口に~

 ●講師略歴 北海道大学大学院 教育学研究科 博士〔教育学〕。
         保育士、養護学校教諭、帯広大谷短期大学 社会福祉科 助教授を経て、
         2003年より現職。2010年教授就任。
         主な研究テーマは「貧困観, 母子生活支援施設, 児童養護施設
         (キーワード:障害、貧困、子ども、家族)」など。
         主な著作に現代の貧困と不平等-日本・アメリカの現実と反貧困戦略
         (共著)、障がい児家族の困難と母親役割-ジェンダーの視点から 、
         母子生活支援施設の現代的役割-障害をもつ母子への支援 など多数。

 ●場所 札幌市生涯学習センター ちえりあ 3階 研修室3
     地下鉄東西線宮の沢駅直結 徒歩5分
     (西区宮の沢1条1丁目1-10 TEL011-671-2200)
 ●活動参加費 500円

 学習会の内容
 親子が抱える様々な困難とはどのようなものでしょうか。
 例えば子どもの障がいは保護者の抱える他のトラブルによって障害そのものが埋没し診断や療育が遅れがちになります。また障害児支援が家族に依存されていることにより、保護者の意識次第で十分な療育や教育が受けられないこともあります。
 私たち保育者は保護者の抱える養育性の弱さ(保護者の理解力、生活スキル、虐待リスクなど)に気付きながらも保護者への支援の難しさから後回しになりがちです。
そうした困難を抱える親子への乳幼児からの支援の在り方について藤原先生からの提案を基に、皆さんで考えていきたいと思います。

 学習会事務局 森昌司・中村孝博・差波直樹・平岡佳世

 <連絡先> 札幌市立かっこう幼稚園 中村孝博
   自宅 FAX 011-884-7686  自宅 E‐mail:tnhokkai@bg.wakwak.com

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by kosodate-hokkaido | 2012-12-04 14:25